2023.11.03 2023.11.06

【株初心者だから必見】長期投資のメリット・デメリットとは？

halo

「株を始めようと思うけど大丈夫かな？」

「長期で投資をしていて利益でるのかな？」

投資を始めようと思うけれど、投資は危険というイメージが強く始めるには勇気がいります。
ですが投資は【お金に働いてもらう】有効な手段であり、正しい知識を持ち投資できれば安全にお金を増やせられます。

今回、この記事では株における長期投資とは、長期投資のメリット・デメリットを詳しく説明します。
この記事を読むことで、長期投資は安全にお金を増やせられる投資とわかり、安心して株式投資を始められるようになります。

ぜひ最後までお読みください！

Contents

長期投資とは？どれぐらいの期間投資するの？
短期投資と長期投資の違いとは？何が異なるの？
- 短期投資とは？長期投資との違い
長期投資のメリットとは？いいことあるの？
長期投資にはデメリットもある。もちろん損をします。

長期投資とは？どれぐらいの期間投資するの？

長期投資とは長期に株を保有し続けることでお金を増やす投資方法です。
また保有期間が長い程に株価変動をの影響を受けなくなり、運用利回りが安定すると言われています。
これが長期投資は安全にお金を増やせられると言われる主な理由です。

長期投資とは投資する人によって異なる主観的な用語であるため、人によって投資期間が異なります。
半年～数年という人もいれば、５～10年の人もいており、絶対的な決まりはありません。
長期投資の投資期間について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
→【教えて！】長期投資、株の保有期間が長いほういいのは本当？

短期投資と長期投資の違いとは？何が異なるの？

長期投資の反対に短期投資があります。
短期投資とは長期投資と何が異なるのかを説明します。

短期投資とは？長期投資との違い

株は、株価が低い時に買い株価が上がれば売ることで利益を得ます。
売買の判断基準は、多くの人が短期投資を多くの人によって培われた統計学によって売買の判断がされます。

短期投資はの株の値動きを追い続け売買を繰り返し、短い期間で利益を得る投資方法になります。
短期投資は１日に何度も売買をするデイトレードや、数日から数週間に売買をするスイングトレードを短期投資と言います。

一方、長期投資とは年単位の期間に株を保有し続けることで、株価の上昇を狙う投資法です。
企業の業績・成長を考え投資し企業の成長に伴う株価により利益を行います。

このように短期投資と長期投資では投資するときの根拠が異なり、それぞれの根拠に基づいて投資を行います。

長期投資のメリットとは？いいことあるの？

では具体的に長期投資がなぜ安全にお金を増やせられるのか、長期投資のメリットを説明します。
長期投資のメリットは以下の3つです。

お金がお金を生み出す【複利】の効果を得られる
オススメの理由②長期になるほど年平均収益率が安定する
オススメの理由③テクニカルな技術が不要なため投資を始めやすい

それぞれ1つずつ説明をしていきます。

長期投資のメリット：お金がお金を生み出す【複利】の効果を得られる

長期投資を勧められる一番の理由は複利の効果を受けられるからです。

複利とは、元金に対し一定期間ごとに得た利息に対し利息がつくことでお金が増える仕組みを指します。
要は、利息が新たな利息を生む考え方をします。

例えば1万円を年利5％で運用するとします。

最初の年の利息は500円になり、元本は1万500円になります。
2年目は利息を含んだ1万500円の5％、525円が利息となり、元本は1万1025円となります。
3年目は利息を含んだ1万1025円の5%、551円が利息となり、元本は1万1576円となります。

この過程を時間をかければかけるほど、利息がさらに利息を生み出し指数関数的にお金は増加をします。

長期投資のメリット：長期になるほど年平均収益率が安定する

年平均収益率とは投資した元金が時間をかけてどれぐらい成長をしたのかを示す、年平均の成長率です。
投資を始めてから5年後にお金が2倍(200%)になっていれば毎年40%でお金が増えたことになり、40%が年平均の成長率、年平均収益率になります。

長期投資は長期間投資をするほど年平均収益率が安定し、投資した結果7%の年平均収益率になると言われています。
要は長期投資をすれば、年利7%でお金を運用できるということです。
例えば5年間投資し続けたとして、毎年一定してお金が増えるわけでなくマイナスになることもあります。
ただし利回り7%は10～15年以上の投資になるのに加え、その期間、相場の暴落により含み損をかける可能性があります。

それでも長期投資し続ければ安定してお金を増やせられます。

長期投資のメリット：テクニカルな技術が不要なため投資を始めやすい

長期投資は短期投資と違いテクニカルな技術が不要で、投資知識が少なくても始めやすいです。
というのも長期投資は企業の財務・成長性から企業価値を考え、企業価値に焦点を当てて投資を行います

企業価値を判断できるようになるには勉強が必要になりますが、投資信託やインデックスまた有名な優良企業へ投資をすれば、テクニカルな技術なくシンプルかつ直感的なアプローチで投資できます。
例えば、全世界株式インデックス・ファンドへ投資をすれば、これは全世界の成長に投資をすることになり、安心して資産を増やせられます。

これらを理由に長期投資はテクニカルな技術を必要とせず投資を始めやすいのがメリットになります。

長期投資にはデメリットもある。もちろん損をします。

当然、長期投資は投資なのでリスクがあり、デメリットがあります。
長期投資のデメリットはこの２つです。

必ず利益が得られるものではない
利益を得るまでに時間がかかる

長期投資をするにしてもデメリットを理解した上で投資を始めましょう。

長期投資のデメリット：必ず利益が得られるものではない

長期投資は利益を得るまでに時間がかかります。
そして残念ながら必ず利益が得られるわけではありません。
緊急で現金が必要になった場合、損失覚悟で売却が必要になることもありますし、投資先の破産や業績増悪で損失をする可能性もあります。

また人は損をするのが嫌がります。株の損切りで悩んでいる人はこちらをご覧ください。
→【長期投資】株で損切りできるようになる方法

当然ながら長期投資は【損をする】リスクがある投資であるのを忘れてはいけません。
長期投資は、あくまでも投資なので絶対に安全というわけではなく、必ずリスクがあります。
例えば、株式市場は常に変動しており経済・政治的な要因により影響を受けます。
これらは企業の価値に影響を与え結果的に企業の業績低下、株価低下を引き起こす可能性があります。

長期間投資をし続けるのだから何か予期せぬ出来事が起こるのは必須と考え、自分が取れる範囲のリスク内での投資が求められます。

長期投資のデメリット：利益を得るまでに時間がかかる

長期投資は早くて半年、長くて数年間の長期間投資を続けることで利益を得る手法です。
ということは、利益が確定するまでに時間がかかることになります。
投資している間、投資に費やしたお金を別のことに使うことはできません。
そのため別の投資機会を見つけ投資したくても、資金がなく機会損失になる可能性をがあります。
また長期投資は短期投資と違い取引回数が少なく、お金が増えていく時間を長いため、物足りなさを感じるかもしれません。

長期投資は時間的要素が重要な要素を持つ投資方法なので、耐え忍ぶ忍耐力が求められます。